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南塚直子さんにお話を伺いました

~南塚直子先生プロフィールご紹介~

 

instagram:@naoko_minamizuka

 

1949年和歌山県に生まれる。ハンガリー国立美術大学で銅版画を学ぶ。銅版画の絵本に、『うさぎのくれたバレエシューズ』『やさしいたんぽぽ』『キリンさん』[日本絵本賞受賞〕『たんぽぽヘリコプター』『ことり』(小峰書店)など。2013年京都嵯峨芸術大学の陶芸科に入学、陶板画を学ぶ。陶板画の絵本に『月まつりのおくりもの』(小学館)『ゆきがふってきたの』『おおきいくまさんちいさいくまさん』(福音館書店)がある。


幻のばらと鹿の市 に南塚直子さんのの作品が展示販売いただけることになりました。

 

作品は「青い花」より扉絵・「青い花」より傘の家 (ドライポイント・アクアチント技法)

Planethand にて 絵本「やさしいたんぽぽ」の制作の際の作品を収蔵展示いたします!

合わせてご覧ください!

 


 ~お話をうかがいました~

 

安房直子さんとともに数多く素敵な作品を生み出された南塚さん。

ご来訪の際に たくさんサインをいただき感激しました。

今も新たな作品を次々と生み出されることについてお話を伺いました

物を作ったり、見たりするのが好きな人にはとても参考になるエッセンスがいっぱい詰まった

楽しいひと時でした!


 

 

ご了解を頂きかいつまんで掲載させていただきます!

 

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幻のばらと鹿の市の印象は・・・

「不思議な場所に来ちゃったみたい。目移りしますが、皆さんお上手ですね」(とっても楽しそうにおほめいただきました^^)

 

絵を描くことへのアドバイスもいただきました。

「とにかく描き続けていれば、何か見つかることがありますよね。」

 

銅版画の他に陶板作品もお作りですがどんなきっかけが・・・

「若いころハンガリーで暮らしていた時に、絵皿などを飾る伝統に接していて、いつかはやってみたいと思っていたので、2013年に京都の美術大学の陶芸科の社会人コースに入学して2年半学び、現在はアトリエをつくり制作をしています。」

 

「自宅では銅版画を、アトリエでは陶板画を両方同時進行で取り組んでいます。そうするとバランスがよいように感じます。銅版画は根気と体力がとても必要で息の詰まる部分もあるので、両方をするのが自分には合うように思います。」

 


陶板画であらわされた絵本。(展示にお邪魔した時の印象は、素焼きであったり釉薬の光沢であったりの味わいが心を照らすような優しさにあふれているように感じました。)

 

「陶板画の絵本で素敵な作品があって、フィンランドの文化を伝える出版社猫の言葉社 さんというところで見られる美しい作品もありますよ。」



安房さんとの出逢いについて

「ずっと油絵を描いていて、絵本に作風が向いているというアドバイスから30代のころにパステル画でも表現をするようになり、神田の画廊で個展をする際に、お葉書をかいたら、それが安房さんとお仕事をするきっかけになりました。

名前も同じ直子で物静かなあまりお出かけを好む人ではなかったけど、お誘いがあって市松人形を探すお供をしました。」

 

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お話の中では

「もしかしたら安房さんもここのこと(プラネットハンドでの展示のこと)を面白がってくれるんじゃないかな?

「来年の春にも展示があるなら、何か桜の花のものなどないか、みてみましょう」といううれしい一言もいただきました!

 

 

ということは・・・次回参加の方は、南塚さんの作品とご一緒出来るかも?!