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A-TG-06富樫尚美幻の市秋の記憶展

富樫尚美

 

絵画

プラネットハンドさんの企画展に参加させて頂くようになってから、沢山の素晴らしい安房直子さんの作品に出会うことができました。感謝の気持ちで制作に向き合いつつ、描くことを楽しませて頂いております。

 

 Instagram:@fukafuka703n

 


「塔のいちばん上の部屋」~安房直子・丘の上の小さな家より~

このお話はレース編みの大好きな女の子のかなちゃんが主人公のお話です。

 

かなちゃんは蜘蛛の勧めで黒い森の奥にある塔のレース学院を訪れます。

その時の様子を描きました。

 

これは絶対描こう!と思った作品でした。

描きながらどうしたことか、世にも奇妙なお話(TV)のテーマ曲がいつも頭の中で流れていました笑。

今回はサイズなどを考慮して塔の一番上の部屋だけにしてありますが、

下の階も含めた全容もいつか描いてみたいと思っています。 

塔の脇にある螺旋階段は自分なりに考えて絵に加えたものでしたが、思い通りに描けなくて、

自分で簡単な模型を作ってやっと描きあげました。

レースも糸車も描くのは大変なものばかりでしたが、やはり描き始めると夢中になっている自分がいて、描き終えるとああ楽しかった!

安房直子さん今回もありがとうございましたという気持ちです。

 

額装に使ったレースはアンティークレース屋さんで頂いたものが、お話にもぴったりだ

なと思って使ってみました。

絵にした部分だけではなく、お話の内容もとてもすばらしく、今を確かに生きること

の大切さを感じる達観した安房直子さんのすがすがしい人生観を垣間見ることのできるお

話だなと思います。とても大好きなお話です。

 

262× 210額装415×325  水彩  2023年

49,500円

 


「レースを編むかなちゃん」~安房直子・丘の上の小さな家より~

このお話はレース編みの大好きな女の子のかなちゃんが主人公のお話です。

かなちゃんが夢中でレース編みをしていると、

蜘蛛がもっとうまくなれるよとレース学院を勧めるのです。

 

小さな絵ですが、真剣にレース編みをする女の子のお顔がなんとか表現できたかな…

かぼちゃのお花を今回初めて描きましたが、改めてとてもかわいいお花だなと思いました。

かぼちゃも自体も好きだけどお花も大好きになりました。

それもこれも安房直子さんのお陰です^^

 

お話の内容もとてもすばらしく、今を確かに生きることの大切さを感じる、達観した安

房さんのすがすがしい人生観を垣間見ることのできるお話だなと思います。

とても大好きなお話です。

262× 210額装415×325  水彩  2023年

ご売約


「鹿の雪子さん」 ~安房直子・野ばらの帽子より~

「野ばらの帽子」は家庭教師を頼まれた男性が、

森で鹿の変身した母と娘の親子に出会うお話です。

 

鹿のモチーフは、小さなころから大切にしている鹿のバッチや、子供のころに大切にし

ていた毛布に描かれていたバンビ、個人的な良い記憶が絡み合い、心惹かれているモチー

フの一つです。

実際の鹿には、私の住んでいるところの近辺ではたまにですが、

夜、車を走らせていると、遭遇することがあります。

 

夜、山道を通った時に沢山の鹿の群れに出くわしたときには、少し恐怖を感じました。

 

この作品では鹿から見た人間を垣間見ることがあり読んでいてハッとさせられます。

安房直子さんの作品では、動物からのちょっとした、人間へのおしおきが仕掛けてあるんで

すよね。

 

野ばらも好きです。お庭で咲いている薔薇ももちろん好きですが、

一重咲きのシンブルな野ばらも可憐で良いなと思います。

野ばらが咲いていると山道を歩いてるときに離れていてもぷ~んと良い香りがしてきて、

どこに咲いてるかな?とキョロキョロ探すことがあります。

そんなこんなで、描かせていただきました。

小さな絵なんですが、いつも表情などの表現は時間をかけてかなり気を配り、

老眼鏡必須で頑張って描いています笑。

鹿の澄んだ目を表現できてるといいなと思います…

 

50×50額装67×67    水彩  2023年

ご売約


「野ばらのしげみの中の鹿の親子」~安房直子・野ばらの帽子より~

同上です。

手彫りの額をこの絵に合わせたら、蚤の市にでも売ってそうな、かわいいかんじになった

ので、気に入っています。

50×50額装75×75    水彩 手彫額  2023年

ご売約


「魔女の娘小枝」~安房直子・赤いばらの橋より~

「赤いばらの橋」のお話は緑の鬼の男の子が谷の向こうの魔女の女の子へ会いに行くお

話しです。

魔女の女の子はバラ園に囲まれた塔にある香水工場で働いています。

最初、緑の鬼の子は魔女の子の顔を見てがっかりするんですが、少しの時間を過すうち

にどんどん魔女の子に心惹かれて別れるときにはもう切ない気持ちに変わっています。

安房さんは愛や恋などの言葉も使っていないのですが、

彼らの心の動きが伝わってきて、みずみずしく純粋な気持ちにさせてくれます。

ドキッとする魔女の女の子の可愛い表情が描きたくてがんばりました。

もう少し大きな作品も描いてみたいなと思うお話です。

 

50×50額装67×67    水彩  2023年

ご売約



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