(A-TG-05)富樫尚美水と旅と散歩展

作家名:富樫尚美

ジャンル:絵画

 

 絵描き。長野在住。どこか懐かしさを感じる空気感や、見た方が絵の中に入りこみ深い癒やしが得られるような世界観を描いていきたいと思っています。

 

Twitter:@703npapi

instagram: @fukafuka703n


①「人魚姫の復活」

水彩、水彩紙

440×550mm 

終了

 

人魚のお話は子供のころからなぜか心惹かれていました。

アンデルセンのお話の原作を読みますと

大人が読んでも深い精神性を感じるものがあります。

 

今回描いたラストのシーンも、

人魚姫がただ、泡になって終わりではなく、

その後のことまで丁寧にえがかれているところに

感銘を受けていたので、その場面を描いてみました。


②「教会の人魚」

水彩、水彩紙

250mmx200mm 

Sold

 

イギリスの半島に伝わる昔々のお話、教会に日曜になると美しい声で讃美歌を歌い、帰

っていく黒いドレスの女の人がいたそうです。どこから来たのか誰も知らない、でもその

人が帰った後はいつも椅子が濡れていたそう。マーメイドと聖歌隊の若者の恋物語…。

そんなお話を知り、鮮明に映像が浮かんだので描いてみました。


最近は下地に描いた色の偶然のシミやグラデーションを

絵に取り入れることも多くなってきました。

これが頑張った絵よりまた綺麗だったりして(笑)

そんな風に絵具と戯れそこに、詩を感じたりしながら制作しています。


③「女の子とヨット」

水彩、水彩紙

98×78mm 

¥10,000

 

女の子の未来へ向けた、意思のあるまなざしや澄んだ清らかさには貴さを感じています。

自分の心の中にもきっとどこかにまだ眠っているかもしれない、そういう部分も大切に

したいなという思いです。


④「女の子と灯台」

水彩、水彩紙

98×78mm 

¥10,000

 

女の子の透明感のあるまなざしや澄んだ清らかさには貴さを感じていて、そういった部分は、

灯台のあかりとなって、自分の心の中を良い方向へと導いてくれるのではという気持ちです。


⑤「真珠を見つけた人魚」

水彩、水彩紙

98×78mm 

Sold

 

美しい真珠を見るとこれが磯のなかにある貝の中から出てきたことなど忘れてしまうの

ですが、改めて自然の神秘というか、これを貝の中に最初に見つけたときの人間の驚きや喜びは

いかほどのものだったのだろうなと思います。


⑥「私のお城」

水彩、水彩紙

80×100mm 

Sold

 

心のみずうみの底にあるお城と月を、じっと内観しているような静かな時間を表現しました。


⑦絵本「ぼくはだれ」

2020年に出版したものです。今と絵柄も変化していますが、

海に関係したお話なので、テーマに沿うかなと思い出展しました。

このお話の元になった経験は、若いころ京都龍安寺の石庭へ行ったときの経験です。

海としてみたてられているという石庭を、しばらくぼーっとそこに座って

長い時間眺めたときに、心に浮かんできた光景がありました。

 

絵本の中ではそれを直接的には描いていませんが、ラストのほうに描いた光景は

とくに自分が描きたかった心の光景に近いものです。

それは、神秘的で、且つ、私にとっては腹に落ちた体験で、

とても深い安心感を得ることができたのです。

 

この絵本も子供から大人まで、

読む方にそんな安心感をもたらすものであればいいなと思っております。

1,540円


ポストカード



⑧「花の舞」

⑨「森の夜の宴」

⑩「火口の煙の中の熊たち」

⑪「絵本の家」

⑫「おやすみタイターニア」


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